01 January 2020
「ストレスフリーのかけごこちを実現する、メガネの調整法」
よりメガネを快適に掛けていただくための眼鏡の調整法について
G.B Gafas京都店(京都市中京区御所八幡町233-2)の岡田卓也さんにお話を伺ってきました。〇メガネをかけていて不快に思うことみなさんがメガネをかけていて不快に思うときには、
・メガネが下がってくる(ズレてくる)。
・かけた状態で既にずれていて、耳や鼻がいたい。ときには頭が締め付けられているような気がする。
ということがあると思います。これは、レンズの中心と瞳孔の中心が左右でずれている、または傾いているということや、フレームがゆがんでいることに起因するものです。これらの状態でかけていると、視界不良などの原因で頭痛や肩こりなどの体の不調がおこることがあります。人の顔は千差万別、それぞれに応じて調整が必要なのは当たり前です。
〇主な調整法・鼻筋に合わせて鼻パッド(鼻当て)を工具などで調整する。
・左右の高さ、耳にかかる箇所の曲がり具合など、耳の形状に合わせてテンプル(腕)を調整する。 (高さを調整し、左右ともレンズの中心と瞳孔のバランスにズレをなくす。)
・目とレンズの距離が左右で揃っているかをチェックし、12㎜を保つように調整する。
(フレームの傾斜や前後のバランス、レンズの角度などを整える。)
○spec espaceはストレスが少ないメガネ
spec espaceはフレーム全体にばね性があるため、頭部の締め付けによるストレスが少ないメガネです。なおかつ「ズレない」安定した装着性もあるため、スポーツなどアクティブな場面で掛ける人が多いです。そのようなシーンでは、よりパフォーマンスを上げるためにプロによる調整が好ましいですね。
また、spec espaceはもともと頭部を包み込む形状となっていますが、テンプル(腕)が耳より少し前から側頭部にかけて抱え込むような、骨格に沿った形がベストな状態と言えます。耳の後ろ側だけでホールドしてると不安定ですから、アクティブな動きの使用場面が多い方は耳を少し巻きつけるように曲げれば、より安定した装着性を感じることができます。○プロに相談をメガネは一人一人にあわせるカスタムメイドの製品です。
かけごこち、見え方など、気になることがあれば眼鏡士に気軽に相談してみてください。(談)