28 October 2020
株式会社カンパネラ×オプト.デュオ ~ライフスタイルにアウトドアを融合させたサングラス~ 対談シリーズ1
週末は家族や友人でBBQやキャンプを企画するなど、野外で「非日常」を味わう人が増えています。そこで最近注目されているのがタウンユースにも使えるおしゃれなアウトドアウェアやグッズ。外遊びをするにも、まずはファッションから楽しむという人も多いはず。
今回はオンラインショップ『SUNDAY MOUNTAIN』や実店舗『THE GATE』の運営で知られるアウトドア用品を開発・販売する株式会社カンパネラからの依頼を受けて誕生した、オリジナルのサングラスにスポットを当てていきます。
株式会社カンパネラ
セールスマーケティング事業部
部長 堀川裕司さん
マーケテイングの経験を買われて(株)カンパネラに入社。主に商品の仕入れを担当し、EC事業を担う統括部長でもある。趣味はアウトドア、キャンプ。
おすすめのキャンプ場:ライジング・フィールド軽井沢。
株式会社カンパネラ 岩佐翔平さん
yahoo!などオンライン事業の広告運用やプライベートブランドの開発、運営を担当。趣味は登山。
おすすめの登山スポット:文殊山(福井県)
有限会社オプト.デュオ 齊藤健志
オプトデュオに入社して10年。メガネの企画、デザイン、生産管理、出荷、検品、営業などメガネ製造の全般に携わる。
堀川さん
僕がアウトドアの業界に入ったのは4、5年前なんですけど、オプトデュオの齊藤さんとは以前メガネメーカーに勤務していた頃からのつながりなんですよね。その後、IT関係に転職してメガネ業界から離れていたんですけど、田中眼鏡本舗さんの計らいでお店を閉めた後に英語を勉強する機会があって、齊藤さんも巻き込んで一緒に英語のレッスンを受けたりしてましたね。
齊藤
うん。堀川くんとの付き合いはいつから知り合いになったかわからないぐらい古いですね。働く業界が変わってもずっと知り合いみたいな感じで、コトあるごとになぜか顔を合わす機会が多くて(笑)。だから「カンパネラの堀川くん」というイメージはなくて僕の中ではフツーに「堀川くん」。一番最初に知り合ってから10年以上は経っちゃったのかな。
堀川さん
齊藤さんがサーフィンなんかもしてるの知ってたしね。だから会社でオリジナルで何か作りたいなと考えた時に、頼むなら「あ、斎藤さんだ」と思ったんですよね。なんか感覚的に理解してくれる人じゃないと、ものづくりって大変だし。それですぐに相談させてもらったのがきっかけだよね。
齊藤
僕らの仕事ってどちらかというと裏方で、「こういうものを作りたい」っていう要望に答えてデザインするんだけど、共通の認識や感覚があってものづくりを進められそうだからって、頼んでもらえるのはすごく嬉しいことですね。共通の認識というのは、同じものを見た時に同じぐらいのレベルでそのモノを「格好いい!」って言えるかどうかなんです。例えば何かのアウトドア商品を紹介されたとして、その商品を使いやすいと感じる人とそうでもない人がいる。ものづくりを進める上でその感覚が一番大切であって、ズレというか、フィーリングが違っていたりするとなかなか話が進まないんです。
岩佐さん
僕も別注でいろんなメーカーさんと商品開発させてもらうんですが、やはり色や形にはこだわりがありますね。僕らの中では特にプライベートブランドの『DVERG(ドベルグ)』を育てて行きたいというのがあります。これは北欧神話に登場するものづくりの妖精のドベルグからヒントを得ているんですが、カーキ色などのアースカラーを使って、そのモノ自体がフィールドに溶け込むように意識して商品化しているシリーズです。齊藤さんとは最初から同じ感覚を持っていると感じたので、安心して進めることができました。
堀川さん
カンパネラは30代・40代をメインターゲットにしているので、そこら辺りの若い感覚をわかっている人じゃないと開発はなかなか難しいと思っています。すでにメーカーにあるものに対してのマイナーチェンジの経験はあったんですが、実はちゃんとしたオリジナル商品はまだなかったんです。そこで地元でできることってないかなと考えた時に、やっぱりサングラスだったんですね。でもサングラス自体も初めてで、成功事例がない中で作らなければならないので、なるべくしてこうなった組み合わせなのかなという感じはしています。
(次回へ続く)