Zoomスポーツ対談:グラスアーカス×埼玉武蔵ヒートベアーズ・宮之原健氏×オプトデュオ  第2回~フィッテイングと矯正のポイント~

10 May 2021

Zoomスポーツ対談:グラスアーカス×埼玉武蔵ヒートベアーズ・宮之原健氏×オプトデュオ  第2回~フィッテイングと矯正のポイント~

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オプトデュオとの出会いは10年前

辻村店長
うちの店はお客様の割合でいうと30~60代の男性がかなり多くて、現在23ブランドを常時20~30本ぐらいずつ置いています。陳列でそれぞれの世界観を見てもらえるようにしていますね。お店を立ち上げたのがちょうど10年前になるんですけど、その時に取り扱いたいブランドとしてオプトデュオさんにお願いしたんです。
オプトデュオさん(福井)にも行きましたね。そりをしたことを覚えていますよ。

山岸
ちょうど雪が積もってましたね。皆さん、とても熱心に、いろいろ工場を回られたんですもんね。

辻村店長
そうですね、鯖江を一通り見てね。オプトデュオさんの雰囲気は、わーっ、おしゃれだなーと思いましたね。事務所も働く人も、みんなおしゃれでね。

フィッティングしやすいメガネは、造りも良い

辻村店長
メガネによっては、ちょっと曲げただけで折れてしまうものも結構あるんです。その点、オプトデュオさんのメガネは優秀ですよ。そんなにフィッテイングをしなくてもズレたりしないですね。似た構造のものは多かったりするんですが、割とダメなんですね。でもエスパスは同じような造りなのになぜかズレない。だからフィッテイングもしやすいですね。

山岸
これはやっぱりメガネ屋さんの調整(テクニック)で、かけやすさとかズレにくさでストレスを感じないっていうのが多分にあると思うんですね。特にスポーツ選手には、(メガネを)ズレにくくするために、顔の側方を窮屈に調整することがあると思うんですが、それだとやっぱり痛いとかがあって。ストレスなくかけようとするとゆるめに調整する。ゆるめに調整するとズレてしまう。それをうまいこと実現してくれるのがメガネ屋さんのお仕事なんですよね。

辻村店長
あとはサイズ感が絶妙なんですよね。どんな方がかけても、ある程度収まりがよいので、エスパスはすごいなと思っています。

山岸
ありがとうございます。私たちも、激しい運動でも負担なくストレスなくかけていただけることを一つのテーマとして、メガネのデザインを考えています。でもやっぱり、形そのものよりも、一人ひとりに合わせていただけるのはメガネ屋さんの力なので、『グラスアーカス』さんのようなテクニックのあるメガネ屋さんの存在というのは非常にありがたいです。

宮之原選手
自分はエスパスを2つ愛用していますが、どちらも気に入ってます。これは普段使っている度が入っているもので、こっちは車の運転で使うサングラスですね。

この時期(取材は2月末)は、風とか花粉がすごいので、練習が終わった瞬間にトイレとか車に駆け込んで、コンタクトを外してすぐにメガネに変えて、そのまま夜まで使うことが多いです。エスパスは長時間かけてもストレスがないのが本当に好きで、たまにかけてること忘れちゃうぐらい使いやすいです。こっちの度付きサングラスは、車の運転で紫外線などからも目を守るために使っています。メガネをかけていると、周りのチームメイトから「ちょっとかけさせて」って言われることも多くて、評判がいいですよ。度付きサングラスもぶれないですし、これでスポーツもいけるかもしれないです。

山岸
メガネのフレームは赤色をチョイスされたんですね。

宮之原選手
自分は赤系の色が大好きなんで、ファッションのワンポイントに赤とかオレンジが入っているものを選ぶんですけど。選んだ理由としては、プレー以外の時はできる限り楽に過ごしたいですし、デザインや形、ファッション性があるところも気にいってます。インスタに載せてもおしゃれに見えますし。

山岸
じゃ、今度は別注でヒートベアーズのチームカラー(ユニホームと似た色)で作らないといけないですね。

辻村店長
それは球団に言ったら喜びますね。

スポーツ選手の視力矯正はどうしているの?

辻村店長
宮之原選手クラスになると、すでに動体視力がすごくいいですね。ダメでしたら多分ここまで来てないと思うので。ただ、宮之原選手は視力(眼球運動、動体視力、立体視、瞬間視力を含む視覚機能)が落ちないように適度にトレーニングしているので、そういったことが結果につながっていると思います。動体視力といっても視力ありきなので、視力がないといくらトレーニングしてもダメなんですね。なので、こちらが宮之原選手の見る力を定期的に診て、ベストな状態の度数設定を心がけています。

山岸
スポーツ選手がメガネをつくるときは、どんなところに注意が必要ですか?

辻村店長
視力であればちゃんと見える度数設定にすること。例えばピッチャーと外野手の場合、ピッチャーはキャッチャーのサインが見えるような度数設定でいいんですけど、外野手はホームまで見える度数設定にしなけらばいけない。また野球かサッカーか卓球なのか、競技によっても違いますし。さらに野球ならデーゲームが主体なのかナイトゲームが主体なのかによっても、レンズの色や度数設定を変えたりしますね。

山岸
なるほど。では、どの程度まで矯正するんですか?

辻村店長
その人が出せるところで、一番見えるところまでですね。メガネは0.7ぐらいをかけてる人が多いんですけど、競技によって使い分けることも必要だと思います。

山岸
僕の甥っ子は公式テニスをしてまして、メガネを変えたらプレーの質が向上したということが多少あって。知り合いのスポーツビジョンの専門の先生も、視力の向上は運動の向上につながることを提唱しておられます。
(次回へ続く)

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