22 August 2022
specespaceクリエーティブディレクターより 38
今月の初めの豪雨によって、東北や北陸などの多くの地域で甚大な被害が発生しました。被災に遭われた方にお見舞い申し上げます。福井県でも勝山市や南越前町などで家屋の浸水や土石流、がけ崩れによる交通網の寸断など恐ろしい被害状況です。
そんな光景がテレビに映し出されると、オプトデュオも被災した18年前の福井豪雨が思い出され、なんとも辛い気持ちになります。あの時、避難所で普段使ってるメガネを持ってこなかったと困っておられる方がいました。
大震災や洪水などで避難を余儀なくされた方々が、メガネが無いため避難生活が困難であったという記事を読んだことがあります。避難袋には普段使っている度数と同じメガネを入れておくことは必須です。メガネの度数は人それぞれで、替えの効かない必需品であることは言うまでもありません。
コンタクトレンズのユーザーの方も水道が使えない状況下では、衛生面からメガネを使用すべきです。災害発生後は様々な危険を回避するためにも、命を守る意味でもメガネの予備は必ず持っていてほしいものです。
メガネの修理を取扱店経由で依頼されることがありますが、しばしば「使用しているメガネが1本しかないため、修理を短時間でしてほしい」というご要望を頂きます。やはりメガネ1本だけというのは、予期せぬ事態が起きた時には大変困ることでしょう。専門家の目からは、普段使っている度数と同じメガネも予備としてご用意することをお勧めいたします。
百年に一度といわれる大規模な災害が毎年、日本のどこかを襲っています。一年を通して、災害の備えは万全にしていきたいと思います。