「スペックエスパスかける人」  第1回 漆塗り職人 廣瀬さん「おしゃれと機能性」

15 August 2022

「スペックエスパスかける人」 第1回 漆塗り職人 廣瀬さん「おしゃれと機能性」

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伝統工芸の越前漆器で知られる鯖江市の河和田地区。
この地区は古くから良質な漆液が採取できたことから、漆塗りの産地として栄えてきました。

河和田にある工房で、スプレーガンで淡々と吹き付け作業をする廣瀬さん。
木地の下部を素手で持ってくるりと回し、塗りムラが出ないように様々な角度からスプレーしていく。
その狂いのない手さばきは見ていて爽快です。
しかし、近くで見るとスプレー時の勢いで塗料が飛び散り、ゴーグルなしで大丈夫かなと思ってしまうほどの激しい作業。
その匂いも充満する空間で行われていました。

そんな塗り職人として働く廣瀬さんが日々、愛用しているのがスペックエスパスのメガネです。

もともと小学校3、4年生の頃から視力が0.01ほどしかなく、毎日の生活にメガネが欠かせない廣瀬さんですが、エスパスの存在を本当の意味で知ったのは数年前でした。

オプト.デュオの山岸社長とは昔からの幼馴染で、大人になって付き合いはあっても、仕事で汚れるから高級なものは自分には無縁だと思い込んでいたそう。
実際に安いメガネを買って、壊れたら買い替えれば良いと考えている人も多い。
廣瀬さんのメガネは量販店で買ったものでしたが、ある夜、シャワーを浴びているとメガネのテンプルの部分が外れてしまった。

―「これがないとヤバイんや、助けてくれ~」と
慌てて山岸氏のところに駆け込んだ(すでに鼻パットもない状態で)。
仕事でも日常でも、ずっとメガネをかけていたいという要望を伝えたところ、スペックエスパスのヒンジレスフレームを勧められた。
かけたときの感想はというと、

―「これなに!?」
かけている感じがまったくしない・・・

メガネが「痛い」と感じるのは、耳にかかるテンプルや鼻パットなどの部品が顔に食い込み、締め付けているケースがほとんど。
廣瀬さんは顔がぎゅっと圧迫されることがつらくて、メガネを買う時はできるだけ大きなサイズのものを探すようにしていた。
スペックエスパスは、軽量で締め付けがなく、しかも、頭を上下に振っても全く動かないことにとても驚いたという。

―「これが顔にスッと入ったときに、これがいいってなりました。最近は老眼が入ってきたから、メガネを外して裸眼で見たいときがあって、カチューシャみたいにメガネを上に上げるんですが、頭の上でピタっと留まってくれるんですね。これがありがたい」
今の僕にはこのメガネがしっくりすると大絶賛。

―「最初にこのメガネを見た時は、おしゃれなメガネなのかなって思っていたんです。普通のメガネみたいにウデがパタンと倒れないし、折り畳んでもちょっとかさばるし。でも、メガネを収納しない人間にとってはなんの支障もない。多少、値段が高くても手離せない、もう生活の一部になっているから」

メガネは見えることが大前提で、おしゃれさやカッコよさは諦めていたという廣瀬さん。スペックエスパスに出会い、メガネに対する概念が変わった方のひとりです。

廣瀬 康弘さん
1976年鯖江市生まれ。2009年に漆器問屋の営業職を退職後、父が創業した「マルヒロ漆器」を引き継ぐ。その後、2019年に「丸廣意匠」と屋号を変え、木製品を中心に機械で塗料を吹き付けるスタイルに変更した。漆塗りの伝統を大切にしながら、化学塗料の可能性を広げている。

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